天空の月。

これは大好きな梅酒でもあり、

お店でも人気上位の梅酒。


でも、ここの営業(老松酒造)のオヤジは大嫌い。


もう十年くらいになるのかな?


一年に一度くらいは、

お店にやってくる。




最初は普通だった。

何年後かわからないけど、

何かでぶちギレた。

たぶん、売り込みだったと思うけど。



当然どれだけ時間がたっても、

嫌いなやつは変わるはずもなく、

お客さんに接する最低限の言葉以外は

交わしたくない。



特に、こういった営業関係は特にね。

なのに、来る。


愛想無い人が、

さらに愛想なくしてるのに、

また来る。く〜る〜、きっとくる〜


そして、また言う。

サンプル送ります。

『いりません』

断る僕。


個人的感覚でこの人を好きになる事は

ないだろう。


ただ、ひょっとしたら

営業の鏡なのかもしれない。


僕が彼の立場ならきっと、

空気を読んだふりして、

スルーする。



僕に好かれて無いのは、

百も承知だろう。


でも、必ずやってきては、

4、5杯飲んで帰ってく。



お店でこんなに嫌いな人、

後一人くらいしかいないけど、

見習わなくちゃいけない

部分はあるかもしれない。



気持ちわりーけど、

すげーと感じてるのも確かかな。

多分次も来た時点で僕はイライラすると思う。


でも、きっと素晴らしい営業なんだろうね。


我慢強いし、打たれ強いし

隙あらば売り込んでくる。

そして、研究熱心。


すげーなーーー。




なんで、わざわざうちに来るんだろー??

うちで使う天空の量なんてたかがしれてるのに。



本当にめげない。


すげーなー

思えば、他の蔵やお酒のメーカーが

来店なんてないからね。


プロなんだろうな。